「接遇」とは何でしょうか?
『接』には「つなぐ」「もてなす」「近づく」「もてなす」の意味があります。
『遇』には「もてなす」「おもいがけなくあう」の意味があります。
つまり「接遇」とは、相手に心から歓迎する気持ちを込めて相手を丁重に扱うことです。
よく「接客」と「接遇」が比較されますが、「接客」は必要最低限の仕事のイメージ、分かりやすい飲食店で例えるとオーダーされた料理をテーブルに運ぶことが「接客」といえます。
一方で「接遇」となるとそこにはプラスαのおもてなしの心が必要です。
例えば、お子様連れのお客様には小さなカトラリーと取り皿を一緒に持っていったり、感じの良い笑顔でお料理の素材について説明を付け加えたり、そこには相手の気持ちを考える『心』があるのが特徴です。
医療接遇ではお客様相手ではないので、ホテルのような接遇は違和感を持ちますが、同じように相手の気持ちを考える心を持つことを大切だと考えます。
日々、忙しい業務の中でもスタッフのちょっとした気遣いの一言や、感じの良い笑顔や話し方は痛みや不安を抱える患者さんを安心させます。
ちょっとしたコツで「このクリニックはとても感じが良い」と思っていただき、口コミにつなげたいですね。