マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱している『組織の成功循環モデル』をお聞きになったことはありますか?
この組織の成功循環モデルにはバッドサイクルとグッドサイクルの2種類あります。
まずは、バッドサイクルからご説明します。
クリニックの経営を考える上で、「集患」「口コミアップ」など最初から結果だけを求めて取り組むと、人間関係の悪化や職場環境が悪化してしまいます。スタッフは仕事がつまらなくなり、イヤイヤ仕事をするので自ら考えて行動しなってしまうでしょう。
その先に当然「集患」や「口コミアップ」の未来はなく、口コミ低下に危機感を感じた院長がさらにスタッフを追い詰めてしまう。
そんな悪循環が起こります。当然、離職者は増えますし、収益は更に減ってしまいます・・・。これは避けたいですね。
では、次にグッドサイクルをご説明します。
『組織の成功循環モデル』ではまず「①関係の質」を向上するため、お互いを尊重しあえる職場づくりに取り組むことが大切です。
先日お伝えした「心理的安全性」の高い職場づくりは従業員満足度を向上させる効果があります。
従業員満足度が向上すると自然とスタッフは自ら考え行動できるようになりますね。
その結果、「集患」「口コミアップ」へとつながっていくでしょう。
医療接遇力協会では、単なる接遇指導では終わりません。
スタッフが自ら進んで行動するようになる育成システムのご提案をしています。
従業員満足度の低い職場では、どんなに高い接遇知識を持っていてもスタッフのモチベーションが下がり、最高のパフォーマンスは提供できなります。
患者さんに喜んでいただくためには、まず全ての従業員が笑顔で働ける職場づくりから取り組みませんか?
そのためのお手伝いを是非させてください。